トムソン型の製造工程
トムソン型とは紙に穴をあけたり、パッケージなどの立体物を展開した形に打ち抜く加工に使用する「型」のことです。
グラフィックのトムソン型は完全オーダーメイド。一つひとつのご注文ごとに職人がさまざまな “技術” を駆使して製作しています。
トムソン型保管オプションを追加いただくと、保管してあるトムソン型で打ち抜きを行うため、型の製造費用が割引されます。
1.専用のCADでデータ設計
トムソン型に配置する刃やゴムの位置を考えながら、専用のCADソフトで設計図を作成します。
2.データ通りにレーザー加工
設計したCADデータをもとに、専用のレーザー機で木の板に刃を埋め込むための溝を焼き付けます。
3.専用の機械で刃物を生成
データをもとに溝に合わせて、専用の機械で板状の直線刃を曲げていきます。
4.職人による刃入れ作業
曲げた刃を溝に埋め込んでいきます。刃がうまく入らないときは、溝に合うように職人が手作業で刃を微調整して曲げていきます。
5.刃の周りにゴムを貼付け
加工時の安全対策と、打ち抜き後に紙が型に貼り付かないように、刃の周りに手作業でゴムを貼り付けてトムソン型を仕上げます。
6.専用の加工機で打ち抜き
できあがったトムソン型を打ち抜き機にセットし、デザインが印刷された用紙を打ち抜いていきます。
トムソン型は非常に丈夫で、一度製作すると、定期的に使用すれば数十万回の打ち抜きにも耐えられる強度を持っています。
\ ワンポイント /
とても丈夫なトムソン型は何度でも繰返し使えるため、定期的な注文をお考えの場合は「トムソン型保管」がオススメです!