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ネット印刷(印刷通販)のメリット・デメリットは?
ネット印刷の効果的な使い方

ネット印刷(印刷通販)のメリット・デメリットは?
ネット印刷の効果的な使い方

チラシやカタログなどの印刷に、近年はネット印刷を利用するケースが増えてきています。価格が安い、気軽に発注できるなどのメリットが多い一方、これから初めてネット印刷を利用する場合に、「デメリットはないの?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事はネット印刷のメリットとデメリットを解説し、ネット印刷を適切に利用するための注意点をご紹介します。

本記事ではネット印刷に対し、営業スタッフや店舗で受注する形の印刷サービスを「印刷会社」として扱います。

ネット印刷のメリット

まずは改めてネット印刷のメリットを整理してみましょう。

【 印刷費用が安い 】

ネット印刷の最大のメリットはなんといっても印刷費用の安さです。
営業スタッフや店舗を通して受注する形の印刷会社と比べると、商材や仕様によっては3割~半額ほどの価格で発注できる場合もあります。
これは、ネット印刷が受注時にかかる人的コストを削減していることや、一度に多くの注文を受け付けることで製造の効率化を図っているためです。

ネット印刷の最大のメリットはなんといっても印刷費用の安さです

【 料金体系が明確 】

ネット印刷は、ウェブサイト上で料金がすぐに確認できます。加工や納期といった細かなプランの組み合わせでも即座に見積りを出すことが可能です。比較検討がしやすく、予算や納期がタイトな場合にも重宝します。中には見積書を自動で発行できるネット印刷もあります。

ネット印刷はウェブサイト上で料金がすぐに確認できます

【 早い、24時間注文可能 】

ネット印刷は納期(発送までの日数)を指定して注文するのが基本です。注文(入稿)した当日や翌日に出荷するスピードプランを用意している会社もあります。加えて多くの場合24時間注文、入稿が可能なため、急ぎの際には強い味方となります。

また、一般的には納期が長くなるほど料金が安くなるため、スケジュールに余裕のある印刷物なら費用をさらに安く抑えるという使い方もできます。

ネット印刷は24時間注文、入稿が可能なため急ぎの際には強い味方となります

ネット印刷のデメリット

ここからは、ネット印刷のデメリットや、利用の際に気を付けなければならない点をご紹介します。

【 印刷に関する知識がある程度必要 】

ネット印刷は基本的に注文~入稿まで全てがセルフサービスとなっています。注文時の印刷仕様は全て自身で決める必要があり、ある程度の知識や判断基準が求められます。
サポートスタッフとメールや電話で相談することもできますが、じっくりと吟味しながら仕様を決めたい場合にはネット印刷は不向きかもしれません。

ネット印刷は注文時の印刷仕様は全て自身で決める必要があり、ある程度の知識や判断基準が求められます

【 仕上がりの事前確認や色調整が難しい 】

ネット通販では、基本的に一度きりの印刷で納品され、仕上がりの事前確認や調整の工程を挟みません。また、複数の印刷物を同時に印刷する都合上、組み合わせ次第で色味が多少変化します。増刷など、同じ印刷物を複数回に分けて印刷する場合に、多少色のブレが出てしまう点は注意が必要です。
多くのネット印刷では校正サービスが用意されていますが、仕上がりを確認しながら色味を調整していく、といった細かな対応は難しい場合があります。また、本印刷と同じ印刷機や用紙を用いる、精度の高い「本機校正」では印刷費が高価になりがちです。

ネット通販では、基本的に一度きりの印刷で納品され、仕上がりの事前確認や調整の工程を挟みません

【 特殊な印刷への対応が難しい 】

ネット印刷では、印刷の仕様や種類を限定してコストを削減しているため、個々の特殊な印刷仕様には対応していない会社がほとんどです。独自の仕様で印刷を行いたい場合は、担当スタッフと相談しながら設計ができる印刷会社に依頼する方が良い場合があります。

ネット印刷に不向きなケースと対策

ネット印刷のメリット・デメリットを踏まえ、ネット印刷を利用する上で特に注意すべきケースと対策ををまとめました。

【 印刷に関する相談をしたい場合 】

ネット印刷では基本的にはスタッフと相談するフローを挟みません。スタッフと相談して印刷仕様を決めたい場合は、できれば営業スタッフと直接やりとりができる印刷会社に依頼する方が良いでしょう。

ただし、諸々の事情でネット印刷を利用したい場合には、カスタマーサポートの充実している会社を選ぶと良いでしょう。具体的にはカスタマーサポートの評判が良い(電話対応やメール対応のレスポンスが良い)、土日祝日の問い合わせに対応している、問い合わせ受付時間が長いなどが一つの判断目安になります。

ネット印刷では基本的にはスタッフと相談するフローを挟みません

【 事前に仕上がりの実物を見たい場合 】

大部数であったり高額な発注、特に重要な印刷物の場合は、事前に仕上がりを確認したいこともあるでしょう。こちらも可能であれば営業スタッフと校正を重ねて最終的な印刷物を仕上げるのがベストですが、ネット印刷を使う場合は「校正サービス」や「サンプル」を最大限活用することでデメリットをカバーすることができます。

校正とは事前の試し刷りのことです。ネット印刷によっては本印刷と同じ機械、または用紙で校正を行う「本機校正」を用意しています。校正としては高価にはなりますが、可能な限り仕上がりのブレを無くしたい場合には利用しましょう。

また、ネット印刷の多くは印刷サンプルやカラーチャートを提供しています。用紙や印刷メニューごとの印刷仕上がりを確認できるので、ぜひ取り寄せておきましょう。

ネット印刷の多くは印刷サンプルやカラーチャートを提供しています

校正サービス

サンプル請求

【 特殊な印刷をしたい場合 】

印刷メニューにない仕様での印刷を行いたい場合などは、やはりネット印刷での対応は難しいでしょう。ただし、ある程度仕様を変更することが可能なのであれば検討はできるかもしれません。
例えば用紙や加工が豊富なネット印刷を選んだり、オーダーメイドで希望に合わせてくれるサービスのあるネット印刷ならスタッフに相談してみると良いでしょう。

取扱い用紙一覧

印刷加工オプション一覧

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ネット印刷のご利用なら当社にお任せください。

いかがでしたでしょうか。ネット印刷のメリット・デメリット、利用する際の注意点をご紹介しましたネット印刷は費用やスピード面で優れたサービスですが、不得意な面もあります。本記事でご紹介したデメリットもしっかりと理解した上でネット印刷をより有効に活用しましょう。

なお、当社のネット印刷では、安さ、スピード、印刷のクオリティはもちろんのこと、ネット印刷が不得意な分野もできるだけカバーできるよう力を入れています。カスタマーサポートの充実や用紙、加工の豊富さ、柔軟な印刷対応で、より使い心地の良いサービスを目指しています。
ネット印刷をご利用の際はぜひグラフィックをご検討くださいませ。

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