アプリケーション別ガイドAdobe Illustrator

データ作成時の注意点

透明効果 パターン上の透明効果使用

パターンを使用したオブジェクトの上に、透明効果を含んだオブジェクトが配置されると、細い罫線が印刷に入ってしまうことがあります。

Illustratorでは、パスで作成した絵柄を「スウォッチパレット」に登録すると、「塗り」や「線」の色指定として使用できる「パターン」という機能があります。パターンを適用したオブジェクトは、見た目は一つのオブジェクトですが、実際にはタイルのように分割された状態で処理されています。

  • パターン元画像

    元になる絵柄を用意

  • スウォッチパレット

    スウォッチパレットに登録

  • パターン使用

    「塗り」として使った状態

このパターンの上に、透明効果を含んだオブジェクトが配置されると、細い罫線が印刷に入ってしまうことがあります。

  • パターンと透明効果を重ねるイメージ

    パターンと透明効果を重ねる

  • →
  • 細い線が印刷に現れるイメージ

    細い線が印刷に現れる

パターンに重なる透明効果は、できるかぎり使用しないでください。

※透明効果を使用していなくても、パターンに登録した絵柄の端に余白があると、パターンに隙間が発生します。

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