クリアファイルの標準的なサイズは?
寸法や形状、郵送方法を紹介
普段使いの事務用品から企業のノベルティやグッズとしても定番のクリアファイル(クリアフォルダーとも呼ばれます)。日常生活でも馴染みのあるアイテムですが、その大きさや素材については意外と詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、クリアファイルの定番サイズや素材、郵送方法についてご紹介。ノベルティ制作時などに役立つ情報を解説します。
クリアファイルのサイズ
クリアファイルの標準的なサイズはA4クリアファイルの「220mm×310mm」です。日常で見かけるのもほとんどがこのA4クリアファイルですが、ここでは他のサイズバリエーションも含めてご紹介します。
商品によっては寸法が多少異なる場合がありますが、ここでは代表的な一例をご紹介します。
- A4クリアファイル
- B5クリアファイル
- A5クリアファイル
【 A4クリアファイル … 220mm×310mm 】
A4サイズ(210mm×297mm)がすっぽりと収まる、クリアファイルとして最も定番のサイズです。ビジネス文書などの収納によく用いられ、事務用品やノベルティの他にも映画やアニメのグッズとしてもよく見かけます。ノベルティとして制作する際はA4クリアファイルを選べば間違いないでしょう。
なお、”A4クリアファイル”と呼ばれますが、実際の大きさは「A4サイズが収まるサイズ」を指すため、クリアファイルの寸法自体はA4サイズよりも一回り大きい点には注意しましょう。
【 A5クリアファイル … 153mm×220mm 】
”ミニクリアファイル”などとも呼ばれるA5クリアファイルは、A4の半分ほどの大きさです。ポストカードや小さな書類の収納に適したサイズですが、どちらかと言えばキャラクターグッズやおしゃれなステーショナリーといった扱いが多いサイズです。
【 B5クリアファイル … 193mm×270mm 】
B5サイズ(182mm×257mm)は学校のプリント類やノートの他、履歴書に使われるサイズです。そのため学生生活においてはA4サイズよりも使いやすいかもしれません。
【 その他のサイズ 】
その他にもマイナーではありますが、クリアファイルとしては最大のサイズであるA3クリアファイル(310mm×430mm)や、チケットホルダーしても用いられるA6サイズ(110mm×157mm)など様々なサイズのクリアファイルがあります。
特殊なサイズのクリアファイルは、ノベルティなどの制作においては取り扱っている印刷会社が少ない場合もありますので、事前に発注先を確認しておくようにしましょう。
〈 クリアファイルのサイズと用途 〉
サイズ | 寸法 | 用途・適した収納物 |
---|---|---|
A3 | 310mm×430mm | 病院のカルテの収納 |
B4 | 270mm×375mm 270mm×380mm | ポスターの収納、賞状 |
A4 | 220mm×310mm | ビジネス文書の収納、ノベルティ・グッズなど |
B5 | 193mm×270mm | 履歴書・学校のプリント類の収納 |
A5 | 153mm×220mm | ノベルティ・グッズなど |
A6 | 110mm×157mm | チケット・商品券の収納 |
【 サイズ表記の「A」「B」とは? 】
クリアファイルのサイズ表記で用いられる”A4”や”B5”といった表記は、紙の規格サイズを表します。Aは国際規格の「A判」を、Bは日本独自の規格「B判」を表し、続く数字が小さいほど大きなサイズを表します。日常生活でもよく使われる”A4”や”B5”などは実際の寸法をセットで覚えておくと便利です。
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クリアファイルの厚さ
ノベルティの制作時にはクリアファイルの厚みの基準も覚えておくと良いでしょう。標準的なクリアファイルの厚さは0.2mmで、基本的にはこの厚さを選んでおけば問題ありません。当社のクリアファイル印刷も0.2mm厚の素材を採用しています。
他には0.3mmの厚手のクリアファイル素材もあります。標準の0.2mm厚に比べて感覚的にはかなりの厚みを感じ、特に重要な書類の保管や郵送に用いると良いでしょう。
クリアファイルの郵送方法
契約書や履歴書などの重要書類はクリアファイルに入れて郵送するのがおすすめです。
A4クリアファイルなら角2封筒(240mm×332mm)にぴったりと収まります。郵送料金は「定形外郵便物(規格内)」扱いとなります。
なお、A4クリアファイル1枚あたりの重さは約26gで、1kg以内までならこの規格で郵送することができます。
また、重要な書類などは封筒の目立つ位置に赤色で「折り曲げ厳禁」と記載しておくことをおすすめします。
クリアファイルのその他の形状
一般的なクリアファイルの他に、形状が少し変わったクリアファイルをご紹介します。利用目的によってはノベルティの制作候補に入るでしょう。
【 ポケット付きクリアファイル 】
見開き状のクリアファイルにポケットが付いた、機能性の高いクリアファイルです。
見開きのため内容を一覧しやすく、ポケットごとに書類を分類して収納できます。また、通常のクリアファイルに比べて中身が滑り落ちにくく、持ち歩きしやすい点もメリットです。
こうした特長から、展示会やビジネス関連のイベントなどでノベルティとして配られることが多くあります。
その他、通常のクリアファイルに名刺を入れるポケットの付いたタイプもあります。
【 バッグ型クリアファイル 】
手提げ部分の付いた、クリアファイルバッグとも呼ばれるタイプです。ミシン目で手提げ部分が切り離せるようになっており、切り離し後は通常のクリアファイルとして使えるアイデアグッズのような商品です。
こちらも持ち運びに便利なことから、ビジネスの展示会などで企業の紹介パンフレットを入れて配布するケースがよく見られます。
その他ではコミックマーケットなどの同人誌即売会でのグッズとしても人気があります。
【 レール式クリアファイル 】
レール式クリアファイルとは、一辺をレール(スライドバー)でとめるタイプのクリアファイルです。複数枚の用紙をPP(ポリプロピレン)製のファイルで挟んでスライドバーで固定するため、中の書類が開きやすい上、折れ曲がるのを防ぐことができます。
プレゼンテーション時の配布資料などで多く活用されているタイプです。
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いかがでしたでしょうか。クリアファイルの基本的なサイズや特徴をご紹介しました。
一般的な事務用品やノベルティであればA4クリアファイルを選べば間違いありません。その他、展示会での使用やグッズの制作など、利用場面や目的が明確な場合は、サイズや形状にこだわってみるのも良いでしょう。
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A5サイズに関するよくある質問
クリアファイルの一般的なサイズは何ですか?
A4クリアファイル「220mm×310mm」が一般的です。
事務用品はもちろん、企業のノベルティやグッズなど、幅広く使われています。A4クリアファイルに適した封筒サイズは?
角2封筒(240mm×332mm)が扱いやすいでしょう。
A4クリアファイル(220mm×310mm)がすっぽりと収まり、定形外郵便物(規格内)として送ることができます。