制作事例
Inspire
アートシーンの第一線で活躍する企業、ギャラリー、アーティストが活用。
アートシーンの第一線で活躍する企業やギャラリー、アーティストと共に、新しい表現や文化を生み出し続けています。
京都グラフィー実行委員会さま
写真家・細江英公氏の作品を和紙プリントで表現。
2013年4月13日から5月6日にかけて開催された日本初の国際写真展「京都グラフィー」。会場は京都市内全12ヶ所に点在し、国内外のさまざまなアーティストによる写真作品が展示されました。同イベントのメインヴィジュアルにもなった写真家・細江英公氏の作品は、東山に位置する圓徳院にて公開。「古さを感じさせない和紙プリントがしたい」という主催者の要望を受け、展示作品のうち9作品にジークレー・ド・グラフィックを採用いただきました。
京都グラフィー
DMO ARTSさま (digmeout/FM802)
9,800円で買える! 新時代のカジュアル・アートフォーマットの誕生。
関西で若者からの圧倒的な支持を誇るラジオ局「FM802」のアーティスト発掘・育成プロジェクト「digmeout」。その「FM802/digmeout」が運営するギャラリー「DMO ARTS」が2011年5月にJR大阪三越伊勢丹3階にオープンしました。
常設で展示・販売されている、新進アーティストによる描き下ろしアートコレクション「My First Art」に、ジークレー・ド・グラフィックを採用していただいています。
昔はレコードジャケットを部屋に飾るという文化が存在していましたが、音楽配信が当たり前の現在では、それに変わるようなカジュアルなアートフォーマットが不足しており、その名の通り、9,800円で買える『初めてのアート」というコンセプトの「My First Art」は、時代が求めるアートフォーマットに成り得ます。
作品自体は本格的で、モローという水彩画用紙を使用したジークレー作品をメインに、それに加筆を加えたミクストメディア作品や、完全にオリジナルの作品まで存在し、全てサインと証明書が付属します。
音楽やファッションに近いくらい、カジュアルな感覚で、国内外様々な人気アーティストの作品が購入できるという、革新的なアイデアが受けいれられ、予想を遥かに上回る売れ行きを記録しました。
ジークレーだからこそ実現した「カジュアルだけど本格的なアート作品」は、時代が求める新たなアートフォーマットの誕生を予感させます。
digmeout プロデューサー/DMO ARTS ディレクター
谷口純弘さん
- DMO ARTS
- https://dmoarts.com/
- digmeout
- https://digmeout.net/
佐川美術館さま (樂吉左衞門館)
日本が世界に誇る陶芸家 樂吉左衞門氏の写真作品に採用いただきました。
滋賀県、湖東に位置する公益財団法人「佐川美術館」において、日本を代表する陶芸家・樂吉左衞門氏の写真作品を手漉き和紙にジークレープリントを施し、樂焼の陶芸作品とともに展示していただいております。
樂氏は、450年の伝統を誇る、樂家の15代当主です。教えない事を家訓とし、代々生まれ変わる楽焼と同じように、時代と呼応した樂氏の作品は極めて前衛的であり、世界中で高い評価を得ています。
樂氏は2007年以降、4年間にわたり毎夏、フランス南西部にあるルビニャック村に滞在し、作陶されました。現地では作陶だけでなく、多くの写真を撮られました。その陶器の造形や色彩と完全に調和した写真作品を、ジークレーで手漉き和紙に刷り上げました。
アーティスト 垂谷 知明さま
ジークレープリント+加筆によるミクストメディア作品の可能性。
国内外問わず活躍中のアーティスト、垂谷知明氏。細かい粒や円から形成されるユニークな作品は「精密さとユルさを合わせ持つ」独特の世界感が特徴です。垂谷氏は、ジークレープリントの耐久性・再現性・発色の良さ、様々な素材へのプリントが可能・・といった、ジークレーが持つ多くのメリットに興味を抱き、このジークレーを下絵にし、さらに上から加筆を施す。といった、ジークレー+加筆の技法を用い、オール手描きだけでは無い、新しい表現技法の1つとして可能性を拡大されております。
日本のアートシーンを見渡すと小さめの作品が多い傾向にあり、他方、世界のアートシーンでは、100号の大作も普通サイズのような立ち振る舞いで、アーティストが世界で戦おうとすれば「大作」の質、数の重要性はとても高いと垂谷氏は考えます。
しかし垂谷氏の作品の性質上、かなり細かいタッチであるため、1作品を仕上げるのに多くの月日が掛かり、このスタンスでは年間で描ける大作の枚数にどうしても限界があり、そこで氏の1つの手段として、印刷で大きな下絵を作り、そこに加筆をする。その下絵もジークレーの高いクオリティが土台であるならば、十分に強度のある作品が作れる。と考えられました。
それはジークレーとアートを結ぶ新たなる可能性でもあり、その一つの例としてご紹介させて頂きます。
美術家 HOUXO QUEさま
ブラックライトを使ったインスタレーションを平面作品としてリアルに再現。
Houxo Que(a.k.a.Questa)。東京を拠点に活動する画家で、ライブペイントを主体とするショウケースHUOVA主賓。雑誌BRUTUSや+81、海外のデザインやアートのポータルサイトでも数多く取り上げられたり、iPad公式アプリGranimator™への参加や、イギリスの人気アパレルブランドTOPSHOPのショーウィンドウでライブペイントを行ったりと、世界を舞台に活躍されています。
Que氏は、10代でグラフィティと出会い、壁画中心の制作活動を始め、現在は、蛍光塗料とブラックライトを使用し1枚の絵に2つの顔を持たせるアンビバレントな手法を駆使した"Day and Night"と呼ばれるシリーズを追求。都会の片隅に咲く花を主な主題とし、そこに街のネオンや星空のイメージを融合させて独自の世界を創り出しています。今回は、"Day and Night"シリーズのインスタレーション作品をそのまま平面作品として、リアルに再現することに挑戦しました。
ジークレーとメタリックペーパー(現在廃番)により、作品の鍵となる蛍光色を再現し、空間の奥行きや透明感をアクリルマウントで再現することで、ファンは平面作品としてコレクションすることが可能となり、作品の持つ可能性を広げることに成功しました。
アートフェア京都 2011
立体作品「time line」メイキングドキュメント
デジタルアーティスト 松山 敏さま
神々しいまでに美しく、力強い、ハワイのパワーを圧倒的な技術で表現。
ハワイの風景をモチーフに、絵画と見間違うほどのダイナミックな色彩と幻想的な世界観の作品を生み出し続ける松山敏氏。3,900万画素の巨大なデジタルカメラの画像を500枚も合成して1枚の風景を作り上げるという。そのパワーやテクニックは、私たちの創造を遥かに超える領域にあります。海外でも高い評価を得ており、元ジャズミュージシャンである松山氏の作品は、インコグニートのブルーイなど、海外の有名ミュージシャンも所有されています。
ハワイの極彩色をジークレープリントで、光の輝きをメタリックペーパー(現在廃番)で、透明感や影の部分の黒のしまりをアクリルマウントを用いる事で鮮明に表現し、まるで直ぐそこに楽園が広がっていると思わせる程の、素晴らしい作品が完成しました。