アプリケーション別ガイドAdobe Illustrator

印刷に関する注意点

断裁ずれ トンボと塗り足し

Illustratorでは仕上がり位置・サイズを示すために、トンボを作成します。

トンボとは?

トンボの作成手順

1仕上がりサイズ一覧からサイズを確認してください。

2長方形ツールで仕上がりサイズのボックスを作成します。

仕上がりサイズのボックスを長方形ツールで作成

3作成したボックスの塗りと線の色設定を「なし」にします。

色設定なし

4ボックスを選択した状態で次の操作を実行してください。

<CS4~CS6・CCの場合>
「効果」メニュー→「トリムマーク」→「オブジェクト」メニュー→「アピアランスを分割」
<~CS3の場合>
「フィルタ」メニュー→「クリエイト」→「トリムマーク」

CS5~CS6・CCは「オブジェクト」メニュー→「トリムマークを作成」でもトンボ作成可能です。

さらに詳しいトンボの作成方法はこちら

Illustratorのトンボと塗り足し

塗り足しとは?

Illustratorで作成したトンボ(コーナートンボ)の内側を結んだ線(仕上がりサイズ)と、外側を結んだ線(製版サイズ)との間の幅が、塗り足し作成幅の目安となる3mmになります。塗り足しは、できるかぎり外側を結んだ線まで作成してください。

仕上がり位置、塗り足し幅、文字の配置範囲をガイドで作成しておくと、レイアウトの目安となります。

ガイドを活用しよう
コーナートンボと塗り足し

塗り足しOKの場合

塗り足しOKの場合1
塗り足しOKの場合2

塗り足しNGの場合

塗り足しNGの場合1
塗り足しNGの場合2

断裁の誤差で紙の印刷されてない部分が見えてしまいます。

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