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個展・展示会DMの作り方とおすすめデザイン例

かんたん!個展・展示会DMの作り方とおすすめデザイン例かんたん!個展・展示会DMの作り方とおすすめデザイン例

DM(ダイレクトメール)は個展や展示会の集客を支える大事な手段。
個展や展示会をより多くの人に知ってもらうには作品の魅力を引き出すDM作りが不可欠です。
今回は個展DMや展示会DMを作るときに押さえておくべきポイントと、おすすめのデザイン例をご紹介。これを読めば初めての方でも本格的なDMを作成できますよ!

Point1. 個展DM・展示会DMのサイズと形

一般的な大きさはポストカードサイズ、厚さは180kg前後!

  • ポストカード ヨコ向き
  • ポストカード タテ向き

【サイズ】

一般的な個展DM・展示会DMの大きさは、はがきやポストカードサイズ(148mm×100mm)です。その他にも、サイズの大きい大判ハガキのサイズがよく使われています。

ポストカードのサイズバリエーションを見る

【厚み(連量)】

紙の厚さは連量180kg前後がオススメ!

\豆知識/ もっと情報を載せたいときは?

ポストカードサイズだとスペースが足りないなぁ...
そんな時は、大きな大判ハガキ(235mm×120mm)がオススメ!作品数を増やしたり、作品写真を大きく入れたり、作家のプロフィールを詳しく載せることもできます。

大判ハガキ ヨコ向き

Point2. 掲載情報

展覧会、展示会の名称と場所と日時と連絡方法、この4つは必須!

DMには以下の情報を載せることが多いです。

  • 1個展、展示会の名称、タイトル
  • 2画廊や会場名と住所
  • 3会期日時
  • 4問い合わせ先(電話番号、メールアドレス など)
  • 5代表作品の写真
  • 6会場案内マップ
  • 7作家情報(作家や団体のプロフィール など)
  • 8各種SNSのアカウント
  • これらの他にも、作家在廊日やワークショップ、
    トークショーといった情報を載せることもあります。

1~6を入れておけば間違いなし!

\ひと工夫/ 開催時間が変わるときは注意しましょう!

初日や最終日は、搬入・搬出などで開催時間が変わることがありますよね。そんな時は、開催時間の近くに『最終日は17:00まで』といった表記を入れましょう。

開催時間の表記イメージ

Point3. 魅力ある写真の撮り方

作品撮影のちょっとした工夫でDMのクオリティが変わります!

DMに載せる作品写真は、個展、展示会の顔になります。この写真が魅力的に見えるかどうかで、個展、展示会に行こう!という気持ちに大きく影響します。高性能な撮影機材が無くても大丈夫。撮影時にちょっと工夫するだけで、お手持ちのスマホカメラでもキレイな作品写真が撮影できます。

作品撮影のちょっとした工夫でDMのクオリティが変わります

1カメラの解像度設定を高解像度にする

解像度を高くしたほうがキレイに撮れる可能性が上がります。最近のスマホカメラは標準状態でも解像度が高いので、まずは普通に撮ってみて物足りなければ解像度をあげてみましょう。

2デジタルズームは使わない

デジタルズーム機能を使うと画質が荒くなるためオススメしません。大きく見せたい場合は、被写体のそばまで近づいて撮影しましょう。

3被写体を真正面から撮影する

絵画など平面的な作品を撮影する場合は、作品とスマホカメラを水平に向かい合わせて真正面から撮影しましょう。斜めから撮ると遠近感が出てしまい、作品が歪んで見えてしまいます。意図的な演出であればOK。

4明るさと光の向きを確認する

暗い場所や逆光の中で撮影するとキレイに撮影できません。機種にもよりますが、スマホカメラの撮影画面の被写体をタッチすれば、露出を調整できます。また、十分な明かりがないときはフラッシュを使うこともできます。ただし、スマホカメラのフラッシュ光は強すぎることが多く、必要以上に明るくなってしまうことがあるので注意しましょう。

その他にも、スマホカメラのレンズをきれいに拭いたり、手ブレしないように脇を締めて撮影するなど、ちょっとした工夫を加えるだけでいつもよりもキレイな写真が撮れるはずです。

\ひと工夫/ フラッシュの調整

フラッシュが強すぎる時は、フラッシュの部分をティッシュなどで覆ってみましょう。光の強さをソフトにすることができます。

フラッシュのイメージ

Point4. 個展DM、展覧会DMのデザイン例

表面と裏面で情報を分けましょう。個展、展示会の名称、会期、場所は分かりやすく!

一般的な個展DM、展示会DMでは、以下のように情報を分類して配置することが多いです。 

表面(デザイン面)
代表作品のみ、もしくは代表作品、展示会の名称、会期
裏面(宛名面)
展示会の名称、会期日時、会場情報、問い合わせ先、マップ

レイアウト例をピックアップしました。作成時のポイントを参考にしてみてください。

1作品やコンセプトをメインビジュアルに用いた個展DM見本

定期的に開催している展示会 など

作品やコンセプトをメインビジュアルに用いた個展DM見本 表面
作品やコンセプトをメインビジュアルに用いた個展DM見本 裏面

作品やコンセプトをメインに構成する。

〈ポイント〉

定期的に新作発表などを開催している場合によく用いる手法です。展示会の存在は認知度が高いため、作品やコンセプトを伝える目的が重視されます。作品やコンセプトに関する説明文を入れることも効果的といえます。

2自己紹介がメインの案内状見本

初めての個展やグループ展 など

自己紹介がメインの案内状見本 表面
自己紹介がメインの案内状見本 裏面

会場や日時、展覧会名を分かりやすく入れる。

〈ポイント〉

初めての展示会なので、少しでも多くの人に足を運んでもらいたいところ。会場や日時、展示会名を分かりやすくレイアウトしましょう。案内地図を入れるとより効果的です。スペースに余裕があれば、作品のコンセプトや作家の紹介なども入れましょう。

3展示会と作品販売を兼ねた案内状見本

ネットや実店舗などでアクセサリーや作品の販売を行なっている作家 など

展示会と作品販売を兼ねた案内状見本 表面
展示会と作品販売を兼ねた案内状見本 裏面

サイトやショップのQRコードを併記する。

〈ポイント〉

作品を販売しているお店の情報やwebサイトなどを紹介しましょう。サイトのQRコードを併記することで、受け手の手間が大幅に軽減されるのでオススメです。

4作品写真を使わないDM見本

事前に作品を開示したくない場合や、見栄えの良い写真が用意できなかった など

作品写真を使わないDM見本 表面
作品写真を使わないDM見本 裏面

文字情報を使って紙面をデザインする。

〈ポイント〉

難易度は高い傾向ですが、展覧会名、会期、会場などの文字情報を用いて紙面をデザインしてみましょう。多少読みにくくなってもデザイン性があれば興味を惹くことができ、読んでもらえる可能性が上がります。作家プロフィールやコンセプトの説明などで、展覧会のイメージをビジュアル化するのも良いでしょう。

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