写真やイラスト入りポストカードの作り方、手作りするコツ
友人への手紙や、部屋を飾り付けるインテリアとしてもよく利用されるポストカード。自分で作成してみたいけど、何から始めて良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。ポストカードの作り方には、大きく分けて3つの方法があります。今回はポストカードの作り方のパターンやポイントについて詳しくご紹介します。それぞれのポイントを押さえて、自分に合ったポストカードの作成方法を見つけましょう!
ポストカードの作り方パターン
ポストカードの作り方パターンは主に3種類に分けることができます。
1自作・手作り
自分でポストカードを作る場合、印刷したいデザインをパソコンやスマホ上に用意し、プリンターにハガキをセットして印刷します。また最近ではスマホのデータやアプリを使って、コンビニでも印刷することが可能です。デザイン作成から印刷発注までの全ての工程を自分で手掛けるため、3種類の中では比較的安価で作成できます。
2印刷依頼
印刷したいデザインデータを自分で作って用意するところまでは自作と同じですが、印刷の工程を印刷会社に依頼します。印刷会社では高精度な印刷機を使用していることが多いため、自宅プリンターと比較した場合、とても綺麗な仕上がりが期待できます。印刷会社に印刷を依頼する場合、印刷部数が少ないと印刷代に製版代や基本料金などが含まれるため、自作の場合よりも多くの印刷代が必要になることがあります。
3完全オーダー
自分でポストカードのデザインを用意するのが難しいという方には、全ての工程を依頼する完全オーダーの方法があります。デザイナーに紙面のイメージや要望を伝えることで、デザイン作成から印刷手配、納品に至るまでポストカード作りの全てを依頼することができます。そのため、3種類の中で価格は一番高額になります。
作成方法 | 自作・手作り | 印刷依頼 | 完全オーダー |
---|---|---|---|
素材の有無・ デザインスキル | 必要 | 必要 | 不要 |
印刷方法 | プリンター、コンビニ | 高精度な印刷機械 | デザイナーと相談して選択可能 |
価格 | 比較的安価 | 印刷代により変動 | 比較的高価 |
上記、3種類のパターンを簡単な表にまとめました。自分のスキルや作成費用によってどのパターンを選択するか、参考になりましたら幸いです。
ポストカードを手作りする手順とポイント
ポストカードを自作・手作りしたい方や、印刷会社に印刷依頼するデータを自分で作りたいという方に向けて、デザインの作成手順とポイントをご紹介します。
写真やイラストなどの素材を用意
まずはポストカードに載せたい写真やイラストなどの素材を用意します。素材は自分で撮影した写真や、自作のイラストなどが使用できます。写真の場合、近年ではスマホで撮影した写真でも十分な解像度があるため、問題なく使用できることが多いです。
また、作りたいポストカードのイメージに合う素材を持っていない場合でも、写真やイラストを無料で提供しているサイトもありますので、利用を検討してみるのも良いかもしれません。無料サイトの素材を利用する際はサイト上の利用規約をしっかりと読み、トラブルに発展しないよう気を付けましょう。
パソコンやスマホでのデザイン制作
【 パソコンでデザインを作る方法 】
パソコンでデザインを作成する場合、デザインソフトを持っていなくてもWordやExcel、PowerPointでの作成が可能です。作成するソフトを開いたらページのサイズを「はがき」に変更して作成していきます。パソコンに取り込んだ画像を使用して画像上に文字を入れたり、画像をいくつか並べてコラージュすることができます。
Adobe IllustratorやAdobe Photoshopなどのデザインソフトを使用すればデザインの自由度が上がるため、よりクオリティの高いポストカードを作ることができます。
【 無料デザインテンプレートの利用もオススメ 】
自分でデザインを作成しない場合でも、多くのサイトでポストカード用の無料デザインテンプレートが公開されています。テンプレートを使えば、文章や写真を入れ替えるだけで、本格的なデザインのポストカードが作成できます。
当社でも多数のデザインテンプレートを無料でご用意していますので、是非ご利用ください。
【 スマホでデザインを作る方法 】
スマホでデザインを作成する場合には、アプリを使って行うのが簡単です。スマホアプリによってはデザインテンプレートに画像や文字を配置して作成するものや、スマホに保存している素材を自由にコラージュできるものなど多種多様です。自分の作成したいポストカードのイメージに合うアプリを選びましょう。
【 自宅かコンビニで印刷 】
デザインが完成したら、いよいよ印刷の工程です。自宅にプリンターがある方は、パソコンやスマホをプリンターに接続して、ハガキをプリンターにセット、印刷すれば完成です。写真を鮮明に印刷したい場合には、ハガキの印刷面が「光沢紙」になっているものを選ぶとより鮮明な印刷が可能です。
自宅にプリンターがない方でも、コンビニで印刷ができます。パソコンやスマホから印刷するデザインデータをSDカードなどに入れ、コンビニのマルチコピー機まで持って行って印刷すればOKです。またスマホの場合は、コンビニのマルチコピー機と連動しているアプリをインストールしてポストカードを印刷することもできます。
プロ(デザイナー、印刷会社)に依頼する方法
【 デザインは自分、印刷は印刷会社に依頼する場合 】
「Microsoft Officeソフトや、Adobe Illustratorを持っているのでデザインは自分でできる。だけど、印刷の質にはこだわって作成したい。」という方には、印刷の工程のみを印刷会社に依頼する方法があります。印刷会社では多種多様な用紙を取り扱っているので、個性的な用紙で作成したい!という方にもおススメです。印刷会社に依頼する場合は印刷製造に対応した入稿データを作成する必要があります。
入稿データは、印刷会社によってカラーの指定・データ容量・ファイルの形式などが細かく決まっているので、利用する印刷会社の入稿方法や注意点を確認しながらデータを作成しましょう。ネット印刷サービスを利用する場合は、Webサイトで印刷注文を行い、作成した入稿データをアップロードすれば後は納品を待つだけとなります。
【 完全オーダーメイドの場合 】
「他の人とデザインは被りたくないが、自分でデザインを用意するのは難しい。出来ればポストカード作りの全工程をお願いしたい。」という方は完全オーダーメイドでプロのデザイナーに依頼するのも一つの方法です。完全オーダーメイドの場合、自分の印刷したいデザインを明確に伝えるために、依頼原稿の作成やデザイナーとの打ち合わせ等が必須になります。対面やメールなどで何度か打ち合わせを重ねて、自分の作りたいポストカードのデザインを作成してもらい、そのまま納品まで待ちます。完全オーダーメイドではデザインから印刷、納品までを全て依頼することになるため、他の方法に比べて料金が高くなってしまうことを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここではポストカードを自分で作成する場合や、プロにお任せする場合など、作り方に関するポイントについてお伝えしました。素材の有無や、印刷へのこだわり、価格帯など、作りたいポストカードの条件によって是非使い分けてみてください。
当社のポストカード印刷は、10部から作成可能です。また、多様な用紙を選択できるので、印刷の質に拘りたい!、個性的な用紙を使って他と差をつけたい!という方は是非ご検討ください。
ポストカードの作り方に関するよくある質問
ポストカードの印刷方法は?
・自宅で印刷:パソコンやスマホをプリンターに接続してハガキをプリンターにセット、印刷すれば完成です。写真を鮮明に印刷したい場合は「光沢紙」がおすすめです。・コンビニで印刷:パソコンやスマホから印刷するデザインデータをSDカードなどに入れ、コンビニのマルチコピー機まで持って行って印刷すればOKです。・印刷会社に依頼:ネット印刷サービスを利用すれば、Webサイトで印刷注文を行い、作成した入稿データをアップロードすれば後は納品を待つだけとなります。高品質で豊富な用紙が選べるのでおすすめです。
ポストカードの一般的なサイズは?
一般的なポストカードのサイズは「100mm×148mm」です。
郵便はがき(郵便局で販売されている通常はがき、官製はがき)もこれと同じサイズです。