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イベントチラシの作り方|集客に効果的なデザインとは?

イベントチラシの作成で押さえておきたいポイント

集客に効果的なチラシを作るには、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

【 イベント参加のメリットを伝える 】

チラシを受け取った方に実際に足を運んでもらうためには、「このイベントに参加すると、どのようなメリットがあるのか」をしっかりと伝えることが重要です。
参加することでどんな情報が得られるか、どんな気持ちになれるか等、思いつくメリットを洗い出してみましょう。メリットが複数ある場合は、最大のメリットを一つに絞り込んでおくとメッセージ性がより明確になります。
また、参加の動機付けには「参加しないと損」という観点も有効です。「このイベントに参加すれば入会金が無料になる」「次の開催は○年後」など、期限意識や機会損失したくないという思いは行動のきっかけに強く働きます。ただしあまりネガティブな言い回しにならないように気をつけましょう。

【 イベントのチラシに載せる内容を整理する 】

チラシの詳細なデザインやレイアウトを考える前に、掲載する要素を洗い出しておきましょう。イベント概要や日時はもちろん、申込方法や連絡先などの詳細まで、抜け漏れがないよう一覧にしておくと便利です。

内容の項目ポイント
イベント名・
キャッチコピー
イベントの内容が一目でわかるか
  • 高校受験生必見!
  • 無料学力診断テスト開催!
導入文イベント開催に至った経緯や背景、参加の動機づけはあるか冬は高校受験のスタートダッシュを決める季節。無料学力診断テストで現在の学力を確認しよう!
イベントの主旨どんなニーズに応えるイベントなのか、参加するメリットはあるか現在の学力を無料で判定し、今後の学習課題へのアドバイスも無料で提供します。
参加特典参加することで入手できる特典が具体的に記載されているか無料学力診断テストを受けた方は、体験授業も無料で受けることができます!
日時・開催地開催日時が正しく記載されているか20○○年○月○日
○○:○○~○○:○○時
京都市 グラフィック塾
対象者対象者がしっかりと想定されているか新中学3年生とその保護者
申込方法・
参加費
申込方法は適切か
参加費や支払い方法は正しく記載されているか
ホームページでお申込み可能です。
https://www.graphic.jp
参加費:無料
連絡先・
主催者情報
誰でも簡単に問い合わせができるか
信頼できる主催者情報が明記されているか
株式会社グラフィック
tel:XXX-XXX-XXX

なお、チラシの情報は、イベント主催者にとっては周知の事項であっても、チラシを初めて目にする人にとっては知らない情報もあるはずです。イベント参加に必要な情報は、削除や省略をせずに明確に記載するよう注意してください。

【 ターゲットを明確にする 】

チラシを作成する上で、どんな人に参加してもらいたいイベントなのか、ターゲット像を整理しておくことが重要です。ターゲットを明確にすることで、チラシに載せるべき情報やデザインの方向性を決めやすくなります。
ターゲットの整理は「5W1H」のフレームワークで考えるのがおすすめです。

わかりやすいデザインのチラシにするには?

掲載する内容が決まったら、いよいよチラシのデザイン作成に移ります。ここでは基本的なレイアウトの型を用いてデザインのポイントを見ていきましょう。

【 3分割のレイアウトで配置する 】

チラシのデザインでは「3分割のレイアウト」がよく用いられます。チラシなどの記事を読む際、一般的に視線は左上から右下へ「Z」型に動くため、この動きに合わせて情報を配置していくレイアウトです。汎用的で初めての方でも扱いやすいため、まずはこのレイアウトに沿ってデザインを行うと良いでしょう。

〈 3分割のレイアウト例 〉

3分割のレイアウト例

上段:イベント名やキャッチコピー、開催日時・場所

まず目につく上段には、イベントの概要が一目で分かるタイトルと開催情報を入れましょう。
目立つようになるべく大きく、紙面の幅いっぱいに使うのがおすすめです。この段だけでイベントの概要が分かるくらい簡潔にまとめることができればベストです。

中段:写真・イラスト

イベントの内容や魅力が一目でわかるような写真やイラストを掲載します。
イベント出演者の顔ぶれ、前回開催時の参加者の様子など、イベントへの興味を引き付ける写真を選びます。コツは上段と同じく、できるだけメッセージを絞り込みシンプルにすること。写真選びに迷ったら、最も推したい写真をまずは1枚だけ決めると良いでしょう。

下段:イベント詳細

申込み方法や問い合わせ先などの詳細情報をまとめます。上段・中段で興味を持った方が実際に参加を検討するために必要な情報を記載します。
ここでは上段・中段とは異なり、簡潔さよりも情報の抜け漏れがないことを重視して丁寧にまとめましょう。レイアウトとしては左右に分割したり、表や箇条書きにすると情報量が多くてもスッキリとまとめることができます。

チラシデザインのラフイメージ
チラシデザインの完成イメージ

〈 3分割レイアウトのデザイン例 〉

3分割レイアウトのデザイン例

【 タイトル・キャッチコピーは一目で内容がわかるようにする 】

タイトル・キャッチコピーは、「これは何のチラシなのか」を一瞬で判断してもらうための重要なパートです。長々と書かず、イベントの主旨が一目でわかる、インパクトのあるタイトル・キャッチコピーを考案しましょう。
下記に、一目でわかるタイトル・キャッチコピーとレイアウトの例を2つご紹介します。

〈 タイトル・キャッチコピー例 〉

スポーツクラブのタイトル・キャッチコピー例こども英会話教室のタイトル・キャッチコピー例

いずれもチラシで伝えたいことが一目でわかります。
また、キャッチコピーの配置やフォント選びによってチラシの印象が決定づけられます。サッカー教室の例では太く大きなフォントを傾けて配置することで躍動的で活発な印象を、英会話教室では丸みのあるフォントで対象年齢に適した雰囲気と、優しく語り掛けるような印象を与えており、チラシを見てもらいたい人に合わせてデザインを変えています。
このようにチラシを渡す相手を想像しながらキャッチコピーの内容とデザインを決めると良いでしょう。

【 写真はイベントの魅力を表現した1枚を 】

チラシに掲載する写真やイラストは、イベントの概要や魅力が最大限に伝わるものを選びます。
ただし魅力となる要素はイベントによって異なりますので、まずはイベントのウリや、想定したターゲットが求める要素を整理してみましょう。

例えば講演会やコンサートなどの講演型イベントでは出演者の人気や知名度がイベントの集客に直結するため、出演者を大きく写した写真が候補となります。また、マンションやモデルハウスの見学会、史跡名勝や自然、風景を見て楽しむようなイベントでも同様に、イベントの目的となる対象物の写真を大きく載せることで興味感心を惹くことができます。

また、イベント参加者側に焦点を当てるパターンもあります。お祭りやワークショップなどの体験型イベントでは過去のイベント風景や参加者の様子を掲載することで、イベントの雰囲気が伝わり、参加した際の想像がしやすくなる効果があります。なお、参加者をイメージしたモデル写真を用いる場合は年齢や性別、家族構成などのデモグラフィックは必ずターゲットに合わせるようにしましょう。イベントを自分ごとだと意識してもらうことはもちろん、女性限定のフィットネスクラブ、小さなお子さまの体験教室などではイベントへの不安を和らげる意味合いもあります。

〈 イベントチラシに掲載する写真の例 〉

セミナー・講演会イベント
セミナー・講演会イベントのチラシイメージ

著名な講演者の写真を掲載。講演会への信頼感や情報の有益性を感じてもらう。

このデザインを詳しく見る

ヨガ教室生徒募集イベント
ヨガ教室生徒募集イベントのチラシイメージ

女性参加者と講師の顔写真を掲載。初めてでも参加しやすい印象や安心感を持ってもらう。

このデザインを詳しく見る

チラシデザインの校正をする

レイアウトの下地が完成したら、掲載内容に抜けや漏れがないか、複数人の目で確認しましょう。レイアウト案はイベント運営の担当者やチラシ作成担当者だけでなく、イベントに直接関わっていない人にも見てもらうことをおすすめします。
客観的に見てイベント内容や魅力が十分に伝わるか、調整を繰り返してチラシを完成させましょう。

デザインテンプレートを活用するのも手

いかがでしたでしょうか。イベントチラシの作成における基本的なポイントをご紹介しました。本記事がチラシ作成やイベント集客の手助けになりましたら幸いです。
なお、一からチラシを作成するのが難しいと感じた場合はデザインテンプレート(無料)を利用するのも一つの方法です。グラフィックではさまざまなイベントチラシのテンプレートをご用意しており、プロのデザイナーによってあらかじめ配置やフォントがデザインされているので、文字や写真を入れ替えるだけで本格的なイベントチラシを作成いただけます。ぜひご活用ください。

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