チラシの効果や集客率をアップさせるコツ
今回紹介するのは、チラシの効果をアップさせる方法や、その反響を調べる効果測定のやり方です。チラシの配り方を意識したり、効果測定ができる仕組みを整えたりして、売り上げや集客率をアップさせてみましょう。
チラシのメリットって?
まずは、チラシの特長を考えてみましょう。
- 配るターゲットを選べる効果が見込める地域や店舗など、対象となるターゲットを選べます。
- 販促ツールとして比較的安価参照:印刷の通販®グラフィックのチラシ印刷価格
- 紙なので保管が容易インターネット広告などと異なり、チラシは人の手に渡り、形として残ります。
などが挙げられます。こうした紙媒体ならではのメリットを存分に活かしていきましょう。
チラシの効果を高める配り方
チラシの効果は一般的に、無作為にばらまいた場合はかなり小さいとされています。しかし、下記のポイントを踏まえて配布をすることで、チラシの効果をより高めることが期待できます。
ターゲットや時期を絞ってポスティング
例えばリフォームの業者がチラシを届ける場合、どんなところに配布すればよいでしょう。新築の住宅やマンションのポストに入れても、効果は望めませんよね。ですが、リフォームの需要がありそうな住宅にターゲットを絞れば、ポスティングのコストも抑えられますし、連絡をもらえる期待値も高くなります。
配布するタイミングも大切です。例えば飲食店で来客率を上げたいなら、外食の機会が増えるゴールデンウィークなどの大型連休の前に、リサイクル業者なら大掃除や引っ越しなどで不用品が出やすい年末や年度末の前などに配ると、より効果が期待できるでしょう。
継続して配布するブランディング作戦
チラシの目的はもちろん商品を購入してもらうことやサービスを宣伝することですが、それ以外にも「ブランディング」、つまり認知させる効果も期待されています。
実際、ちらっと見ただけの整骨院のチラシでも、2度3度と繰り返し目にするうちに自然と印象に残り、気が付いたら覚えていた、なんてことはありませんか?一目見て印象に残りやすいデザインを心掛けましょう。
ワンポイントアドバイス
Webサイトやブログ、SNSに誘導して売り上げアップ
チラシで興味を持ってもらったお客様に、もっと詳しい情報を伝えるためホームページなどがあればURLやQRコード、検索してもらうためのワードを記載するのがオススメです。チラシとインターネットの両方を活用し、より効果を高めましょう。
効果を分析して、より良いチラシへ
何度も配布して覚えてもらうだけなら同じチラシをたくさん用意すればいい、という考え方もあります。ですがせっかく見てもらうチラシ。少しデザインや内容を変えて、反響を調べてみてはいかがでしょう。
作ったチラシがお客様にどう響くかは、配ってみて初めてわかるもの。少しずつ内容を工夫したり、配布する時間帯や曜日を変えてみたりして試行錯誤を重ねるうちに、「A案のデザインで作ったときは問い合わせが多かったな」「B案は金曜日にポスティングしたからか、いつもと違う層のお客さんが購入してくれた」などの反響を確認することができます。集客率や来店率を上げるためには、そういった分析の積み重ねが大切です。
効果測定を忘れずに!
反響を知るためには、効果測定が欠かせません。効果を測る簡単で確実な方法は、来ていただいたお客様に「何を見て来ていただいたのか」を伺ってみること。口頭で聞いたり、アンケートをとったりしてみましょう。効果測定をスムーズに行うために、チラシにクーポン券をつけるといったことも効果的です。
チラシをお持ちいただいたお客様に、粗品をプレゼントしたり割引を実施したりすると、効果があったのかがダイレクトにわかり、今後より良いチラシを作るためのヒントになってくれるでしょう。
最後に
インターネット広告が増えている中、チラシには他の媒体にはない独自のメリットがあります。メリットを把握した上でチラシを作り、的確に配布することで、他の広告媒体以上の宣伝効果が期待できます。ご紹介したポイントをおさえたチラシを作って、集客につながる媒体をめざしましょう。