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チラシ・フライヤーの作り方のポイント!手作りで作成するコツ

チラシ・フライヤーの作り方のポイント!手作りで作成するコツ

新店舗の開店やイベントのお知らせなど、日頃から目にする事の多いチラシ。しかし、実際に自分で作ってみたい!と思っても何から始めれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。今回はチラシ作成の手順やデザインのポイントを、細かく段階を分けて解説していきます。しっかりと作り方をマスターして、集客・販促効果の高いチラシを作成してみましょう。

チラシ作成の流れ

チラシ作成と聞くと、まずは参考にするデザインを調べたり、制作用のソフトを開いて実際に作ってみたり…とイメージする方が多いかも知れませんが、いきなりデザインを考えたり制作から入ることはあまりおススメしません。

チラシを作る際には、まず企画とコンセプトを固めてから制作に入る方がより効率的かつ、訴求力の高いチラシに仕上げることが可能です。チラシ作成の手順についてご紹介していきます。

【 チラシ作りの手順 】

  1. 1企画

    どのようなチラシにするのか、訴求したいターゲットや作成する目的と内容を明確にします。チラシの最終的な仕上がりにも直結してくる重要な作業です。

  2. 2準備

    企画した内容を元に、チラシに載せたい写真や文章、地図などの素材を用意します。この段階で大まかなラフを用意すれば制作の手順がスムーズに進みます。

  3. 3制作

    ラフや準備した素材を活用して、印刷用のデザインデータを作成します。

  4. 4印刷

    制作したデザインデータを印刷します。印刷の方法は大きく分けて3種類あります。必要なチラシの枚数や、求めている印刷の質によって自分の条件にあったものを選択します。

チラシの企画を考える

まずは、何のためにチラシを作成するのか、ターゲットは誰かなどチラシ作成の目的と方向性を明確にしましょう。
「企画」の手順を曖昧なまま進めてしまうと、どんな層の人に何を伝えたいのかが分かりにくいチラシになってしまう可能性があります。
チラシ作成の目的と方向性を明確にするには「5W1H」を使って考えていくのが効果的です。

【 5W1Hとは? 】

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)
5W1Hとは?のイメージ

伝えたい内容を上記に当てはめていくことで、チラシ作りの目的と方向性をより具体的に絞ることができます。駅前にオープンするカフェのチラシを作るという目的で、実際に「5W1H」を使った具体例をご紹介します。

  • When5月下旬
  • Where駅前にオープンするカフェ
  • Who子どもがいる30、40代主婦
  • Whatカフェオープンのお知らせ
  • Whyママ友同士で子どもの送迎後のカフェやランチでの集客
  • How1ドリンク無料クーポン付きのチラシを幼稚園の周辺で配る

このように当てはめてみると、ターゲットとなる人物や目的といった情報を整理する事が可能です。チラシに掲載する素材や情報、全体的なチラシの雰囲気といった方向性が自然と決まってきます。

デザイン制作の準備のポイント

企画の内容が具体的になり、ターゲットを絞り込む事ができたら、デザイン制作の準備に移っていきます。目的や内容が明確になったからと言って、いきなりデザインの制作に移ってはいけません。掲載する素材や文章など、情報をまとめずに制作に取り掛かると、必要な要素が抜けてしまったり、途中で何度もレイアウト変更をしなければならない事態が起こります。まずは必要な情報をまとめて、大まかなラフのレイアウトを作成しましょう。

【 掲載する素材を決める 】

  • 1掲載する内容を洗い出す

    チラシに載せる内容や、どの商品を載せるかの選別を行います。

    • 住所や電話番号
    • 営業時間や開催期間、定休日
    • 商品の価格
    • 地図
    • ホームページのURL
    • QRコードなど

    この時点では正式な価格や日程が決まっていない場合もあるかと思いますが、分かっている日付けや情報はできるだけ具体的に書き出しておきましょう。

    また商品の金額や電話番号、住所、サイトのURL等は数字や横文字が含まれていて間違えやすいので何度か確認することを忘れないようにしましょう。

  • 2タイトル、キャッチコピー、説明文などのテキスト情報

    タイトルやキャッチコピーは短い言葉で商品やサービスを伝える、大切な要素です。わかりやすく、それでいて目を引く言葉を選びましょう。商品の説明文でもあまり難しい言葉は用いず、分かりやすく伝えることを意識しましょう。

    チラシのタイトルやキャッチコピーをつけるコツ

    12で出てきた文章や情報は、パソコン上のWordやメモ帳などにまとめて書き出しておくとデザイン制作の際にコピー&ペーストを使って文字を当てはめていけるので便利です。

    • タイトル

      gra cafe OPEN

    • キャッチコピー

      駅前にハッピーが溢れるカフェ
      ママ友とのカフェやランチタイムに♪

    • 開店日

      20XX年X月X日

    • 営業時間・定休日

      10:00〜20:00(毎週水曜定休)

    • 住所・電話番号

      京都市伏見区下鳥羽東芹川33
      tel.050-2018-0700

    • ランチセットの料金

      1,200円(税込)

    • ホームページのURL

      www.graphic.cafe.jp

    • 地図

    • QRコード

  • 3写真やイラスト

    チラシで使いたい写真やイラストを用意します。自分でオリジナルの写真やイラストを用いる方法のほかに、最近では商業利用が可能な無料の素材を提供しているサイトもあるので利用を検討してみてもいいかもしれません。

    チラシで使いたい写真やイラストのイメージ

【 ラフレイアウトの作成 】

チラシに掲載したい情報が全て揃ったら、ラフレイアウトを作成していきます。ラフレイアウトで写真や文章、タイトルの大まかな配置を決定していきます。ラフは実際に作成しようと考えているチラシのサイズで作成すると、デザイン制作の作業に移った際に、レイアウトや素材の変更があまり起こることなくスムーズに作業を進めることができます。

チラシで使いたい写真やイラストのイメージ

【 チラシデザインのコツ 】

デザインラフを作る際、「レイアウトの原則」を意識すると情報が整理されて、より見やすいチラシとなります。以下のルールはどのようなデザインにも通じる基本原則なので覚えておくと良いでしょう。

近接
似た情報同士を近くに配置する
例えば店舗の連絡先やアクセスはまとめて配置します。
整列
文字や写真の頭を揃える
文章や写真が並んでいる場合は、見出しを揃えることで読みやすさが向上します。ここではランチメニューの写真や説明を同じ高さで並べましょう。
強弱
重要な情報ほど大きく
タイトルやキャッチコピー、メインビジュアルなど、チラシで最も重要な情報を大きく配置します。逆にあまり重要でない情報は小さくすることで、チラシを見る人が情報の優先順位を整理しやすくなります。
反復
同じデザインを繰り返す
同じサイズの写真を繰り返す、全ての文字で同じフォントを使うなど、同じデザインルールを繰り返すことで読みやすさや安心感に繋がります。
レイアウトの4原則を使ったチラシデザインのコツ

チラシ印刷用データ制作のポイント

文章や、画像の準備が整ったらいよいよ制作の段階に移ります。ラフレイアウトを参考にして実際に印刷用のデータを制作していきます。

【 チラシの作成によく使用されるソフト 】

チラシの作成では、Adobe IllustratorやAdobe InDesignといったデザインソフトがよく使われています。デザインを作るための専門ソフトのため、よりクオリティの高いチラシを作ることが可能です。しかし、このような専門的なソフトは費用が高額な事も特徴の一つです。また、操作難度も高いため、初心者の方は使いこなすのに時間がかかってしまう可能性があるので注意しましょう。専門的なソフトを持っていない方でも、WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Officeのソフトを使ってデザインの制作をする事も可能です。是非、自分が使いやすいソフトで作成してみてください。

Webで楽々編集「スマプリ®デザイン」

当社が運営するチラシ作成サービスです。300点を超えるパワーポイントテンプレートを全て無料でダウンロード可能です。飲食店や塾などの業界別、メニュー表や求人といった利用シーンなど、チラシの利用目的に応じたデザインが豊富なのが特長です。

チラシのパワーポイントテンプレート(無料)|スマプリ®デザイン

【 デザインに自信がない場合は無料デザインテンプレート 】

デザインを自分で制作する自信がない、苦手だという場合は、無料デザインテンプレートを利用すれば簡単にチラシの作成が可能です。テンプレートを使えば、文章や写真を入れ替えるだけで、簡単に本格的なデザインのチラシを作ることができます。

当社でも多数のデザインテンプレートを無料でご用意していますので、是非ご利用ください。

チラシのデザインテンプレートのイメージ

〈 おすすめのチラシデザインテンプレート 〉

チラシ印刷のポイント

印刷用のデータ作成が完了したら、印刷の工程へと進みます。チラシの印刷方法としては、大きく3種類に分けることができます。

  • 1自宅のプリンターで印刷する

  • 2コンビニで印刷する

  • 3印刷会社に依頼する

1自宅プリンターや、2コンビニで印刷する場合は、1~10部程度の少部数のチラシを安く手軽に印刷したいという方におススメの印刷方法です。

3印刷会社で印刷する場合は、印刷の質にこだわりたい方や、個性的な紙で印刷したい方におススメの印刷方法です。10部程度の少部数の印刷はもちろん、100部や1,000部以上といった大部数の印刷にも対応しています。また、大量に印刷する場合は、ネット印刷会社に依頼することで価格を安く済ませることも可能です。

多くの印刷会社では「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」の2種類の印刷方式を選ぶことができます。ただ、2種類の印刷方法の違いが分からず、どちらで印刷するか悩まれる方も多いかと思います。ここでは2種類の印刷方式の違いについて詳しくご紹介しましょう。

【 オフセット印刷 】

細かいデザインやグラデーションの再現性が高く、高品質な印刷を期待できるのがオフセット印刷です。美術品や、料理の写真が大きく掲載されているチラシなど、写真を鮮明に印刷したい!という場合におススメです。また1,000部や10,000部といった大部数にも対応しています。印刷部数が増えるにつれて単価が安くなる傾向にあるので、チラシを大量に印刷したい方にも適しています。

【 オンデマンド印刷 】

少ない部数でも印刷会社の高精度な機械を使って、印刷することができるのがオンデマンド印刷です。10~50部程度の部数を比較的安く印刷することが可能です。オフセット印刷に比べると印刷の質は少し下がってしまいますが、自宅のプリンターでは物足りない!という方に適しています。

チラシ・フライヤー印刷

自作が難しい場合はプロに依頼する!

「他の人とデザインが被りたくない、もっと見た目にこだわって作りたい」という方は、デザインの制作をプロのデザイナーにお任せするのも一つの方法です。デザインの制作を依頼する場合は、デザイナーとの打ち合わせが必須になります。ターゲット層は誰なのか、何を伝えたいのかを「企画」の段階で、明確に決めておくようにしてデザイナーに伝えるようにしましょう。対面やメールなどで何度か打ち合わせを重ねて、チラシのデザインを完成させていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はチラシ作成のポイントを詳しくご紹介しました。ターゲットや目的を明確に決めて作成していけば、より訴求力の高いチラシを作ることができます。チラシ作成の際のご参考になりますと幸いです。

当社ではオフセット印刷なら25部から、オンデマンド印刷なら10部からのチラシ印刷を承っております。多種多様な用紙をご用意しておりますので、高品質のチラシを作成したい!、用紙にこだわって作りたい!という方は是非ご検討ください。

また、デザインが苦手な方でも文字や画像を当てはめるだけの簡単デザインテンプレートも多数ご用意しております。無料でチラシデザインの作成が可能ですので、ご利用くださいませ。

チラシの作り方に関するよくある質問

  • チラシは何で作れる?

    Adobe IllustratorやPhotoshop、WordやExcel、PowerPointでも作成できます。
    また、チラシのデザインテンプレート(無料)ならこれらのアプリケーションなしでも作成できるのでおすすめです。

  • チラシの作り方の手順は?

    ①企画:ターゲットや目的を決める。
    ②準備:チラシに載せる写真や文章、地図などの素材を用意します。
    ③制作:印刷用のデザインデータを作成します。
    ④印刷:デザインデータを印刷します。

  • 無料でチラシが作れるサービスはありますか?

    スマプリ®デザインならテンプレートの利用やデザインを無料で行えます。
    アプリケーションが不要で、印刷料金のみでチラシを作成できます。

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