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ポスター用紙の種類や厚さは?印刷におすすめの紙質の選び方

ポスター用紙の種類や厚さは?印刷におすすめの紙質の選び方

ポスターの印刷にはどのような用紙が適しているのでしょうか。デザインや掲示場所が様々なポスターでは、用途や環境に合わせた用紙を選ぶことが大切です。本記事では当社グラフィックの印刷サービスでの人気度を元に、各用紙の特徴と選び方をご紹介。あなたの目的に合った用紙が見つかるようお手伝いします。

ポスター印刷におすすめの用紙

当社ネット印刷サービスで取り扱いのある用紙の中から、人気順・用途別にご紹介します。

【 光沢系 】

表面に光沢のある用紙で、鮮やかな色表現が可能です。目を惹くことが重要なポスター印刷では最もよく利用されている用紙であり、一般的な屋内利用であれば第一候補として検討すると良いでしょう

スタンダード光沢紙、半光沢紙

写真用紙のような光沢が特徴で、発色が良いため写真や鮮やかな色彩との相性が抜群の用紙です。半光沢紙は光沢紙よりもつやが抑えられ、光をやわらかく反射します。
インクジェットプリンター用の用紙で、当社ネット印刷では1枚からの少部数の印刷に適したオンデマンド品質での印刷でご利用いただけます。

コート紙

スタンダード光沢紙ほどの光沢はありませんが、発色が良く、冴えた白さと程よいつやに高級感が漂います。安価である点もメリットで、ポスターはもちろん、チラシや名刺といった印刷物全般における定番用紙でもあります。
当社のポスター印刷では100部以上の大部数に向いたオフセット品質での印刷でご利用いただけます。

【 マット系 】

つや消し効果のある用紙で、落ち着いた色彩にマッチします。また、光を反射しないため視認性が高く、文字を中心としたポスターにもおすすめです。

マット合成紙

樹脂からできたマット調の合成紙で、光沢を抑えた落ち着いた発色に仕上がります。なお、破れにくい丈夫な素材なため、短期なら屋外での使用にも使えます。
当社ネット印刷では少部数オンデマンド品質での印刷でご利用いただけます。

マットコート紙

表面処理によって光沢を抑えたコート紙で、癖のないしっとりとした質感と輝くような白色が人気です。チラシや名刺といった印刷物全般における定番用紙です。
当社のポスター印刷では大部数オフセット品質での印刷でご利用いただけます。

【 非塗工紙 】

上記の用紙に対して、表面にコーティングがされていない用紙です。発色や耐水性が低いためポスターの用紙として利用されることは多くありませんが、紙の質感を活かした独特の表現が可能です。

厚手マット紙

非コートの厚手の用紙です。インクの吸収特性が高く、光沢を抑えた落ち着いた発色に仕上がります。インクジェットプリンター用の用紙で、当社ネット印刷では少部数オンデマンド品質での印刷でご利用いただけます。

上質紙

表面のコーティングがなされていない、コピー用紙のような質感の用紙です。発色はやや落ちるため彩度が高い表現には不向きですが、紙の柔らかな雰囲気を活かしたオーガニックテイスト、手作り感を演出するのに適しています。
また、印刷物全般における選択肢としては定番の用紙であり、比較的安価なことも利点です。
一方、発色以外のデメリットとしては耐水性がないため、屋内であっても水がかかったり湿度が高い場所での使用には不向きです。

【 耐水・耐候性のある用紙 】

風雨に晒される屋外で使用する場合に向いた用紙です。

ポスター合成紙、ユポ紙

合成紙とは紙とプラスチックフィルムの特長を併せ持った紙で、耐水性があり破れにくい利点があります。そのため選挙用ポスターなど屋外に設置する場合や、変わったところではお風呂ポスターに採用されています。
表面は冴えた白色のマット調で、質感や発色にも癖がなく上品な仕上がりであることも特長です。
なお、「ユポ」は代表的な合成紙の名称で、ポスター以外でもステッカーや飲食物のラベルなど、日常的にも広く使われています。このように合成紙は耐久性や仕上がり面でもポスターに使いやすい用紙ですが、他の用紙に比べて高価である点には注意が必要です。

【 番外編:その他の特殊な素材 】

一般的な広告・宣伝用のポスターとしてはあまり見かけることはありませんが、紙以外の特殊な素材を用いたポスターもご紹介します。

布ポスター:布地

スエードなどの布地に印刷を施します。最大のメリットは折り畳んで持ち運べること。展示会やイベントなど、一時的な掲示や繰り返し使用する場合に便利です。
グラフィックの印刷サービスでは昇華転写という印刷方式により、紙に劣らない鮮やかな発色が自慢の「布ポスター」を取り扱っています。
布ポスター

布ポスターのイメージ

クリアポスター:ポリプロピレン

透明のフィルム素材に印刷を施したポスターです。高い耐水性・耐久性がありますが、どちらかと言えば透明部分を活かしたデザインアイテムや、キャラクターグッズとして用いられるケースが多いポスターです。
クリアポスター

クリアポスターのイメージ

ポスターに適した用紙の厚み

【 連量135kgがおすすめ 】

ポスター用紙の厚みは、連量110~135kgが一般的です(コート紙の場合)。これより薄い用紙だと破れやシワなど耐久性の面で不安があります。特にB3を超える大きなサイズではなるべく135kgの厚めの用紙を選んでおく方が安心です。
なお、スタンダード光沢紙・半光沢紙、マット合成紙は連量表記がありませんが、ポスターとして十分な厚みと程よい柔軟性を持っていますので安心して使うことができます。

連量とは?

用紙の厚さを表す単位で、ある規定のサイズの用紙1,000枚(=1連または1Rと呼びます)あたりの重さを表します。同じ用紙であれば連量が重いほうが厚い紙ということになります。また、同じ連量でも用紙によって厚みが異なります。

ポスター用紙の厚みの目安

上記の目安はコート紙を対象としております(用紙の種類によって同じ連量でも厚さが異なります)。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ポスター印刷におすすめの用紙と選び方をご紹介しました。基本的な用紙の特徴や使い分けの基準が明確になったかと思います。デザインや目的に合った用紙を選んで、ポスターのPR効果を高めましょう。

なお、当社では本記事でご紹介した用紙はもちろん、60種を超える豊富な用紙を取り揃えています。また、画像やOfficeデータでの入稿受付、最短当日発送のお急ぎコースなど、発注に便利な各種メニューもご用意しております。ポスター印刷をお考えの際はぜひ当社にお任せください。

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