名刺は縦型・横型どっちが人気?
選び方とデザインのコツ
名刺の向きには、縦型と横型の2つのタイプがあります。縦型と横型ではずいぶん印象も違うので、どちらの方がいいんだろう?と思われる方も多いかと思います。
今回は縦型名刺と横型名刺の特徴や、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
縦型名刺と横型名刺はどっちが多く作成されている?
それぞれの特徴を見る前に、まずは世の中の傾向を見てみましょう。当社ネット印刷サービスの過去の注文データから、縦型と横型どちらがたくさん作成されているのかを実際に比べてみました。
その結果、横型71%、縦型29%という状況であることが分かりました(当社100件分のご注文データを調査)。当社の名刺印刷で比較すると「横型」の人気が高く、現在の主流となっているようです。
圧倒的な割合で横型名刺が多いことが分かりましたが、縦型名刺には縦向きで使うメリットがもちろん存在します。自分にはどちらの名刺が最適なのか、それぞれの特徴と魅力を知って、名刺の向きを選んでみましょう。
横型名刺の特徴、メリット・デメリット
【 横型名刺の特徴 】
縦型に比べ横幅が広く使えるため、余白を上手く使うことで自由なレイアウトを楽しむことができます。また、現在の主流であることから親しみやすい印象を持ちます。
【 横型名刺のメリット 】
サイトのURL、個人のメールアドレスを1行で収めることが出来るため非常に可読性に優れており、横幅を広く使えることで写真や会社のロゴなどを入れてもレイアウトのバランスが取りやすいためデザインの幅も広がります。名刺を受け取った相手が名刺ホルダーに保管する際にも、管理がしやすいです。また、無料のデザインテンプレートが豊富に用意されているため、簡単にクオリティの高い名刺を作成できます。
【 横型名刺のデメリット 】
当社の注文データからも分かるように多くの人が横型名刺を使用しているため、シンプルなデザインやありきたりなデザインは他の名刺に埋もれてしまう可能性があります。印象に残すためには、写真を取り入れるなどデザインやレイアウトを工夫したり、使用する用紙にこだわってみると良いでしょう。
縦型名刺の特徴、メリット・デメリット
【 縦型名刺の特徴 】
縦型の名刺は、縦書きの文字を採用することで「格式高い印象」や「スタイリッシュな印象」を与えることができます。特に信用、信頼を重視したい場合や、和の風合いを重視するブランドなどでは縦型の名刺がマッチします。
【 縦型名刺のメリット】
上記にもあるように、縦書きの文字を使ったデザインが映えます。そのため毛筆などの和風フォントとの相性もバツグンです。そしてもう一つのメリットとして、横型の名刺が多い中で縦型の名刺は少数派のため非常に目立ち、相手の印象に残りやすいです。「初めてあった時にでも、印象に残るような名刺を作りたい!」と思っている方は縦型の名刺を選ぶと良いでしょう。
【 縦型名刺のデメリット 】
横比率が狭いため、横長デザインのロゴを収める場合や、文字のレイアウト位置などが限定的となってしまい、横型名刺に比べるとデザインの自由度が少々下がります。他にもメールアドレス等のアルファベットや数字で作られた長い横文字は収めにくい事も忘れないようにしましょう。
縦型名刺・横型名刺のデザイン例
ここでは実際の縦型、横型の名刺デザインの例を紹介していきます。
【 縦型名刺のデザイン例 】
縦型名刺では文字も縦書きにする事で、伝統的なイメージや格式高い雰囲気がより一層伝わります。
縦型名刺であっても横書きの文字列を使用しても構いません。横書きの文字を使うことでアルファベットや数字も読みやすくなります。
【 横型名刺のデザイン例 】
ロゴや写真を大きく配置したり、QRコードを入れてみる等、他の横型名刺に埋もれてしまわないようレイアウトに工夫を凝らしてみましょう。使用する用紙にこだわって作成してみるのもオススメです。
名刺を作りたいけど自分でデザインが出来ないという方にオススメなのがグラフィックの「スマプリ®デザイン」。写真や文字を自由に入れ替えるだけで、簡単に名刺を作ることができますので、是非試してみてください!
まとめ
最後に縦型名刺と横型名刺の違いを簡単にまとめてみました。
名刺の向き | 横型 | 縦型 |
---|---|---|
メリット |
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デメリット | 他の名刺に埋もれやすい | 横文字の情報を納めにくい、管理がしにくい |
印象 | ポピュラーで幅広いデザインに対応 | 格式高い、スタイリッシュな印象を与える |
今回ご紹介した具体的な特徴やメリット、デメリットが名刺作成の参考になりましたら幸いです。是非、自分が作りたい名刺のイメージや、相手に与えたい印象を明確にして名刺の向きを選んでみてくださいね。