コートカード紙（カードB）とは？化粧箱における用途や魅力を紹介
コートカード紙（カードB）は化粧箱によく使われている板紙（厚紙）です。安価ながら高級感があり、どんな化粧箱にも合う汎用性の高い用紙なので人気があります。
本記事ではコートカード紙（カードB）の化粧箱における用途やメリット、デメリットなどを解説します。
グラフィックでは用紙の名称を「片面コートカード」としております。
コートカード紙（カードB）とは？
コートカード紙（カードB）は用紙の中でも厚みがある板紙の一種です。安価ながら高級感があり、汎用性が高いことから紙箱や化粧箱だけでなく、本の表紙やはがきなどにも幅広く使用されています。
コートカード紙（カードB）には古紙が多く使用されているため、用紙の中間層はネズミ色をしていますが、印刷適性を良くするために塗工がされており、両面が白色になっているのが特徴です。同じく古紙を使用した化粧箱の定番用紙である「コートボール（裏がネズミ色の用紙）」の裏面も白色になった用紙というイメージです。
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コートカード紙（カードB）のメリット
コートカード紙（カードB）が、化粧箱を検討する上で外せない用紙としておすすめできる理由を解説します。
【 低コストだが安っぽさがない 】
コートカード紙（カードB）は古紙が多く使用されている低コストな素材でありながら、両面が白色であることから、清潔感や高級感が演出できます。化粧品や健康食品などの化粧箱には、清潔感や高級感というイメージは非常に重要で、商品のブランドイメージ向上にもつながります。
低コストに焦点を当てるなら、コートボール（裏がネズミ色の用紙）が秀でていますが、少しチープな印象も持たれがちです。予算は抑えたいけれど、あまりチープな感じも出したくないという方に、ぜひ検討していただきたいのがコートカード紙（カードB）です。
さらに、厚くて丈夫な素材でもあるため、手に取ったとき箱としてしっかりとした存在感も感じていただけるでしょう。グラフィックではコートカード紙（カードB）だけでも5種類の厚みをご用意しているので、ご希望や内容物に合わせてご選択いただけます。
【 環境に優しい 】
コートカード紙（カードB）は古紙の有効利用や紙ゴミの削減など、環境に配慮した用紙です。環境負荷を最小限に抑えながら、サステナブルな商品パッケージとしてアピールすることもできます。
コートカード紙（カードB）のデメリット
次にコートカード紙（カードB）を、化粧箱の用紙として検討する上で注意すべき要素を解説します。
【 裏面の印刷発色は劣る 】
両面白色の紙なので両面印刷は可能ですが、裏面はコーティングがされていないため、表面と比較すると裏面の発色は劣ります。また、コーティングがされていないため、裏面はどちらかと言えば少しザラザラとした質感になっており、同じ色を印刷しても裏面の方が少し沈んだ発色になります。
そのため、裏面への印刷（箱の内側）まで表面と同等の発色を出したい場合は注意が必要です。 ご希望の印刷デザインに合わせて検討していきましょう。
用紙や印刷デザインによって沈み具合は異なりますため、比較画像はあくまで一例としてご参照ください。
コートカード紙（カードB）で化粧箱をつくるなら
グラフィックにお任せください！
ここまでコートカード紙（カードB）について紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。今回紹介したコートカード紙（カードB）で覚えていただきたいポイントは「コストを抑えながらも化粧箱に清潔感や高級感を出したい」という場合に最適な用紙だということです。
どんなパッケージも使用できる汎用性に優れたコートカード紙（カードB）で、化粧箱をつくるならグラフィックにお任せください！
グラフィックではコートカード紙（カードB）の厚みもいくつかご用意しているため、形状や内容物などのご希望にあわせてご相談やご提案をさせていただきます。また、コートカード紙（カードB）を含めたペーパーカタログのご用意や、形状や用紙の確認ができる試作サービスなどもご用意しているため、本印刷まで安心してサポートいたします。
