A0サイズの寸法、用途は?サイズ選びの基準もご紹介
A0サイズ(A倍)とは「841mm×1,189mm」のサイズを指します。国際規格で定められた「A判」規格であり、A判の中では最大のサイズで、A1の2倍に相当します。A0サイズは大きめのポスターや学会ポスターとして利用されます。本記事ではA0サイズの主な用途やメリット、印刷時の注意点について解説します。
A0サイズ(841mm×1,189mm)の寸法・面積
〈A0サイズの詳細情報〉
寸法 |
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対角線の寸法 | 約1456.4mm |
面積 | 999,949mm2(9,999.49cm2) |
送付方法 |
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【 A0とは、何を表した表記なのか? 】
A0(841mm×1,189mm)の「A」は、国際規格で定められている判型を表す記号です。
A判の元になったのは、面積が1平方メートルのルート長方形(縦横比率が1:√2の長方形)です。そのルート長方形のサイズが「A0」と定められました。なお、A0を半分に切ったものがA1、さらに半分に切っていくとA2と、表記の数字部分が増えていきます。また、A0サイズは「A倍」と呼ばれることもあります。
〈A判サイズ〉
A0サイズの用途
A0サイズの主な用途はポスターです。ポスターといってもA0サイズは比較的大きい部類になり、屋外や広い空間で使われることが多い傾向にあります。
商業用の広告ポスターの他、変わったところでは学会発表用のポスターとしてよく使われるサイズでもあります。
〈A0サイズの主な用途〉
- 大きめの広告ポスター
- 学会発表用ポスター
A0サイズの送付方法
A0サイズの印刷物は、細長い箱や筒に丸めて梱包する方法が主流です。
箱や筒はホームセンターやインターネット通販などで購入することができ、折り目を付けることなく送付できます。一般的なポスターはA1サイズ以内であることが多いので、筒や箱を購入する際は必ずA0サイズ以上の大きさ(幅841mmより長いサイズ)に対応しているかを確認するようにしましょう。
細長い箱や筒に丸めて入れるイメージ
〈A0サイズの送付方法〉
- 細長い箱や筒に丸めて入れる
A0サイズとほかのサイズの違いは?
A0に近いサイズとしては、B0(1,030mm×1,456mm)、B1(728mm×1,030mm)があります。
B0、B1サイズはいずれも大きめのポスターとして、A0に近い用途で用いられます。B0はA0よりも一回り大きく、B判では最大のサイズです。B1はA0よりも一回り小さく、駅の交通広告用のポスターの規格の一つとなっています。
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A判、B判の違い
AやBと数字の組み合わせは用紙の規格を表しており、日本には「A判」と「B判」の2種類があります。A判は国際規格、B判は日本独自の規格です。
A判とB判が日本で制定されたのは1929年。2つの規格を採用したのは主に雑誌で利用された「菊判」、書籍に利用された「四六判」をもとに、用紙サイズの規格化を進めたことに由来します。
雑誌の菊判はA5に近いサイズだったことから、国際規格のA判が用紙の規格として採用されました。一方、書籍の四六判はA判にはあてはまらず、日本独自の規格としてB判を設けたのです。
印刷物の制作ではA0サイズを上手に活かそう
印刷物としてA0サイズを利用するメリットは下記のとおりです。
〈A0サイズのメリット〉
- 商業用の広告ポスターとしては屋外や広い空間でも目立つサイズ
- 学会発表用のポスターとしてパネルに貼りやすいサイズ
A0サイズのメリットは、なんといってもその大きさです。商業用のポスターなら屋外や広い空間でも目立ち、インパクトを出すことができます。
また、学会発表用ポスターとしては、発表用のパネルにちょうど収まり、文字も視認しやすいサイズです。
なお、A0サイズは一般的なオフィスや家庭用のプリンターでは印刷ができない大きさであるため、印刷する場合はネット印刷の利用がおすすめです。当社のネット印刷サービスでもA0サイズの印刷を1部から承っています。様々な厚みの用紙や耐候性インキなど、用途に合わせたメニューをご用意していますので、印刷発注の際はぜひご検討ください。
A0サイズに関するよくある質問
A0サイズは何cmですか?
A0サイズは「84.1cm×118.9cm」です。
A0とA1サイズはどちらが大きい?
A0の方がA1より大きくなります。
A1サイズ「594mm×841mm」に対し、A0サイズは「841mm×1,189mm」です。A0サイズは何に使う?
A0サイズは大きめの広告ポスターや、学会発表用のポスターに使われます。
広い空間でも目立つため、屋外や展示イベントで使われます。