B6サイズの寸法、用途は?サイズ選びの基準もご紹介
B6サイズ(128mm×182mm)は手帳や卓上カレンダー、青年コミックのサイズとして用いられています。本記事ではB6サイズの主な用途やメリット、印刷時の注意点について解説します。
B6サイズ(128mm×182mm)の寸法・面積
まずは、B6サイズの詳細を確認しておきましょう。B6の寸法や面積、B6紙の郵便封筒における適合サイズは下記のとおりです。
〈B6サイズの詳細情報〉
寸法 |
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対角線の寸法 | 約222.5mm |
面積 | 23,296mm2(232.96cm2) |
郵便封筒の 適合サイズ |
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【 B6とは、何を表した表記なのか? 】
B6(128mm×182mm)の「B」は、日本独自の判型を表す記号です。
B判のもとになったのは、面積が1.5平方メートルのルート長方形(縦横比率が1:√2の長方形)です。そのルート長方形のサイズが「B0」と定められました。B0を半分に切ったものがB1、さらに半分に切っていくとB2、B3と、表記の数が増えていきます。B6はB0を6回、半分に切ったものであり、面積はB0の64分の1です。
〈B判サイズ(B3以下を示した図)〉
B6サイズの用途
B6サイズは手帳や卓上カレンダー、青年コミック本のサイズとして用いられます。
冊子としては携帯性に優れ、コンパクトながら書き込みもできるサイズです。特にビジネス手帳では最も人気のあるサイズとなっています。
コミック本としては少年誌のコミックよりも一回り大きいサイズです。大人が手に取りやすいサイズとなっていて、イラストがよりダイナミックに表現できる利点もあります。
〈B6サイズの主な用途〉
- 手帳
- 卓上カレンダー
- 青年コミック本 など
B6サイズの郵便封筒適合サイズ
B6サイズを郵送する場合は、角7封筒(142mm×205mm)が適します。折らずに郵送できますが、この場合は定形外郵便物(規格内)に該当します。より安価に郵送したいときは、B6を縦に二つ折りすれば長4封筒(90mm×205mm)や長3封筒(120mm×235mm)に入り、定型郵便として送ることができます。
定形外郵便物(規格内)
定形郵便物
〈B6サイズを折らずに送付〉
- 角7封筒(142mm×205mm)
〈B6サイズを折り畳んで送付〉
- 縦二つ折:長4封筒(90mm×205mm)、長3封筒(120mm×235mm)[定型郵便]
B6サイズとほかのサイズの違いは?
B6に近いサイズとして、A5(148mm×210mm)、A6(105mm×148mm)があります。
A5サイズは手帳や小型の書籍、雑誌として用いられています。その他の用途としてはA5、A6ともにB6サイズと似ており、手帳や卓上カレンダーのサイズとして利用されています。
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A判、B判の違い
AやBと数字の組み合わせは用紙の規格を表しており、日本には「A判」と「B判」の2種類があります。A判は国際規格、B判は日本独自の規格です。
A判とB判が日本で制定されたのは1929年。2つの規格を採用したのは主に雑誌で利用された「菊判」、書籍に利用された「四六判」をもとに、用紙サイズの規格化を進めたことに由来します。
雑誌の菊判はA5に近いサイズだったことから、国際規格のA判が用紙の規格として採用されました。一方、書籍の四六判はA判にはあてはまらず、日本独自の規格としてB判を設けたのです。
印刷物の制作ではB6サイズを上手に活かそう
印刷物としてB6サイズを利用するメリットは下記のとおりです。
〈B6サイズのメリット〉
- コンパクトで携帯性に優れる
- 書き込みがしやすい大きさ
B6サイズのメリットは、コンパクトで携帯性に優れたサイズでありながら、手元での文字の書き込みがしやすい点です。手帳はもちろんのこと、持ち運びに便利な小冊子やパンフレットとしてもB6サイズの特長が活きるでしょう。
当社のネット印刷サービスではB6サイズの印刷物の発注を承っています。B6サイズの冊子印刷をはじめ、用紙の種類や厚みなど豊富なメニューを取り揃えております。B6サイズの印刷物を制作する際は、ぜひ当社の印刷サービスをご活用ください。
B6サイズに関するよくある質問
A5とB6サイズはどちらが大きい?
A5の方がB6より一回り大きくなります。
A5サイズ「148mm×210mm」に対し、B6サイズは「128mm×182mm」です。A6とB6サイズはどちらが大きい?
B6の方がA6より一回り大きくなります。。
A6サイズ「105mm×148mm」に対し、B6サイズは「128mm×182mm」です。